命を守り、海と大地と共に生きる 岩手:東日本大震災津波伝承館

アートな場所

こんにちは。
今日ご紹介する施設はアートとは少し異なるかもしれませんが、岩手県を訪れたら日本人なら一度は足を運ぶべき場所ということで触れておきたいと思います。

…あれから11年以上過ぎました。震災直後は復旧、復興で一杯だったかもしれませんが、これからはこういう伝承施設の重要性も増してくるような気がします。三陸地域へ足を運ぶ人は逆に11年経った今からが色々と学べる時間かもしれませんね。

このブログで紹介する伝承館

東日本大震災津波伝承館

・開館:2019年
・伝承館外観
(以下、写真は館HP及び県観光協会HP等より転載)

・場所
東日本大震災津波伝承館 (いわてTSUNAMI(つなみ)メモリアル) – Google マップ
→いわてTSUNAMIメモリアルとの別称がついています。多くの方に観てもらいたいことから、なるべく重い感じにしたくないという意図が伝わります。

命を守り、海と大地と共に生きる

・2019年開館時、熊谷正則統括課長は「いのちを守り、海と大地と共に生きる」というコンセプトについて、以下のように岩手放送のインタビューにコメントされていました。

—震災の記憶や教訓、復興に立ち上がる姿を伝えることにとどまらない、津波伝承館の役割があると思っています。岩手県の南口にあたりますから、伝承施設に関わらず観光全体のそういったルートも連携しながらつくっていって、岩手にたくさんのお客さんが来るようにゲートウェイ機能を果たしていきたい。また、日本独自の災害文化と言われるような、例えば釜石の奇跡と言われるような防災文化など、そういったものを海外、世界に伝えて、1人でも多くの命を救える命を助けたい。沿岸各地の震災を伝える施設や震災遺構を訪れたり、体験者から話を聞いたりしながら震災の教訓への学びを深められる場所としていけたら—

→コロナ禍における地方の状況とも関連しますが、やはり地域の活力、復興にとっては観光の力というのは大きな役割がある気がします。

常設展示室外観







→開館から3年経ちましたが綺麗な館内でゆっくり観賞することができるようです。

最後に、津波伝承館を来館される方は是非語り部の方の講和を聞いてみて下さい。
伝承館のHPに紹介ページがありましたので掲載しておきます。

<東日本大震災津波伝承館 語り部等ご紹介>
https://iwate-tsunami-memorial.jp/kataribe/

地震…日本に住んでいる限り避けて通れないものですが、こうやって過去の教訓を生かしていくことが大切だとあらためて感じました。

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