日本の古美術のすべての分野・時代を網羅、毛織物の実業家が設立 京都:細見美術館

京都府

こんにちは。現在京都府の美術館をご紹介しています。
なにげに京都の私立美術館も本館が最後となってしまいました。(この後は公立館です)

最後にご紹介する館、約1000点に及ぶ日本美術コレクションを有し、日本の美術・工芸のほとんどすべての分野・時代を網羅することで有名で、いずれの分野でも内外屈指のコレクションとして知られています。もちろん重要文化財、重要美術品も多数含みます。それでは早速見ていきましょう。

このブログで紹介する美術館

細見美術館

・開館:1998年
・美術館外観(以下画像は美術館HP、府・市観光協会HPより転載)

・場所
細見美術館 – Google マップ

日本の古美術のすべての分野・時代を網羅、毛織物の実業家が設立

・実業家・日本美術コレクターで、毛織物の実業家である細見古香庵(1901−79)に始まる細見家三代の蒐集品を基礎として、1998年に開館。コレクションは、神道・仏教美術から茶の湯の美術、琳派・伊藤若冲といった江戸絵画など、日本美術のほとんどすべての分野・時代を網羅するもので有名です。

→美術館のHPには「これらコレクションは我が国が世界に誇る文化遺産であり、それらが経てきた歴史にふれる媒体であるとともに、固有の文化を知り、ひいては異文化を解するための契機ともなり得るものです。私共は、長きにわたり幾多の人々の尽力によって守り伝えられ、今、私共に託された文化遺産を、より多くの人々に正しく紹介し、いっそうの理解が深められることを期するものであります。さらに未だ見ぬ未来の人々へと継承保存するため、不断の努力を重ねることこそが、私共に課せられた責務であると認識します。」と述べられています。

主なコレクション

・残念ながら詳細な画像は掲載されておりませんでしたが、2023年は以下の通り大阪高島屋を皮切りに東京、名古屋、静岡、長野で巡回展を開催されるそうです。神道・仏教美術から茶の湯の美術、琳派・伊藤若冲といった江戸絵画など、日本美術にご興味の方は一度足をはこんでみてはいかがでしょうか。

〇参考URL:https://www.youtube.com/watch?v=JOkbo5eGFSo

〇細見美術館 過去の展覧会:https://www.emuseum.or.jp/exhibition/pass_exhi.html

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