国宝70点以上、千年輝き続ける美のミュージアム 京都:平等院ミュージアム鳳翔館

京都府

こんにちは。京都府2館目は古都:京都を代表するミュージアムです。
京都駅から南へ20㎞ほどでしょうか、恐らくここの建物は日本国内の全ての日本人が毎日必ず10円硬貨として目にしていると思います。
それでは早速見ていきましょう。

このブログで紹介する美術館

平等院ミュージアム鳳翔館

・開館:2001年
・美術館外観(以下画像は美術館HP、府・市観光協会HPより転載)

・場所
平等院ミュージアム鳳翔館 – Google マップ

国宝70点以上、千年輝き続ける美のミュージアム

・1960年代(昭和40年代)はじめに建てられた収蔵庫が老朽化したことに伴い、最先端な技術を導入することによって、多数の国宝をはじめとする文化財を保存するための良好な環境を整えることを第一の目的に、2001年、開創950年を迎える平等院の境内の一角に建設。年間80万人にのぼる拝観客に対して、文化財を公開するための施設として、宗教法人としては数少ない総合博物館(登録博物館)に認定された。鳳凰堂は、建築、彫刻、絵画、工芸品が一体化し、国宝が極めて高い密度で集積する空間で、別名「テンプルミュージアム」と呼ばれている。なお、周囲は国内でも稀な浄土庭園の遺構がひろがり、丘の斜面から連続するランドフォームを模した苔のマウンドを前景に、宇治川の対岸に位置する山々の稜線が遠望され、これらは平等院の創建当時から存在してきたランドスケープの新しい一面を垣間見せてくれる場所として存在している。

→極力自然光を取り入れる工夫がなされており、国内最大級のガラスウォールケースを使用した展示空間が見どころ十分です。

主なコレクション(国宝群)※一部抜粋


→これ日本三名鐘のひとつで平安時代に鋳造されたものとの事。高さ2メートルもあります(⁈)こんな立派な鐘はなかなかお目にかかれないと思います。

 
→こんな感じで貴重な国宝群が館内展示されています。

平等院鳳凰堂のHPには境内マップとともに見どころの紹介ページが載っていました。まだ足を運んだことない方はぜひ以下を覗いてみて下さい。きっと1000年の歴史を感じることができるのではないかと思います。

〇鳳凰堂みどころMAP:https://www.byodoin.or.jp/around/watch/

平等院鳳凰堂、藤原摂関家が建造したと言われています。美しいですよね。ただ(私の大好きなマツダ車同様)超見た目重視のため、構造的な負担が大変大きく、定期的な修理が欠かせないのだとか。創建以来、脈々と修理を繰り返し、藤原摂関家の遺構を偲べる唯一のものは、このような宝物だけというのも感慨深いところです。
京都から少し距離はありますが、日本の源流をたどる上で欠かせない場所、平等院とミュージアム鳳翔館、ぜひ皆さんも足を運んでみて下さい。

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