明治20年(1887)の東京美術学校以前からのコレクション、制作と教育研究を両輪とした実験的な美術館をめざして 東京藝術大学美術館

東京都

こんにちは。今日ご紹介する美術館…大学が運営する美術館です。
 そういえば今更ながら大学付属の美術館をこれまでご紹介してこれていなかったかもしれません。Googleで「大学 美術館」と検索すると結構数が出てきます…

…佐賀大学美術館、というのがあるようですね。(ご紹介していなかったです…あとで追加しておこう)
他にも、今日ご紹介の東京藝術大学美術館や多摩美術大学美術館、九州産業大学美術館、女子美術大学美術館、武蔵野美術大学美術館、 城西国際大学水田美術館、東京造形大学附属美術館、MOU尾道市立大学美術館、國學院大學博物館など、全国の大学の数を考えると多くはないものの一定数大学が運営している美術館というのがあるようです。

本ブログで手薄だった部分にスポットを当てるという意味で初めてご紹介する大学運営の…しかも東京美術学校として数々の芸術家を世に送り出してきた美術館、早速ご紹介していきましょう。

このブログで紹介する美術館

東京藝術大学美術館

・開館:1999年
・美術館外観(以下画像は美術館HP、都、観光協会HPより転載) 

・場所:東京藝術大学大学美術館 – Google マップ

明治20年(1887)の東京美術学校以前からのコレクション、制作と教育研究を両輪とした実験的な美術館をめざして

・東京藝術大学の前身:東京美術学校・東京音楽学校が創立した明治20年(1887年)から今日まで、140年近くにわたって収集されてきた約3万件の資料を収蔵・展示する施設、上野キャンパス美術学部の敷地内に立地しています。東京藝術大学美術館の芸術資料収集は、 明治20年(1887)の東京美術学校設置に先立つ時期から行われ、当時これら芸術資料は、文庫と呼ばれた図書館内に納められていました。

そして、昭和24年(1949)には東京美術学校と東京音楽学校が統合され、東京藝術大学が設置、その後も収蔵品は付属図書館が管理し、教育研究として活用されました。昭和45年(1970)には芸術資料部門が独立、音楽学部に保管されていた音楽学校時代の楽器資料等を加え、 芸術資料館が発足、美術・音楽両学部の共同利用機関として 芸術資料の研究・保存・公開のために活動を続けました。

 しかしながら 平成8年(1996)に、増加する収蔵品により収蔵庫が狭隘になったこと、 また、老朽化した施設の改善やコレクションの規模に見合った充分な展示空間への要望が学内外から高まったことなどを理由に美術館新館が着工、平成10年(1998)には芸術資料館から大学美術館へと名称も変わりました。

 東京藝術大学美術館のHPには美術館の基本理念として「美術作品やそれに関わる資料を収集し、それらを研究することによって新しい価値を見出す。 さらに将来の評価にも備えて万全の設備によって保存し、研究の成果を展示や様々な普及活動によって公開する。 美術館はそのような活動によって運営されています。 東京藝術大学の大学美術館においては、そういった活動に加えて、 制作と教育研究の現場である芸術大学という特質を合わせて、 わが国に前例のない実験的な美術館として機能すること。」と書かれてあります。

収蔵品について

・前身である東京美術学校の開校に先立って開始された芸術作品・資料の収集に始まり、学生たちの学びに役立つものを、古今東西を問わず収集するという方針のもと、約30,000件に及ぶ様々な分野の作品や資料をコレクション。

 その中には、国宝・重要文化財:33件を数え、美術作品のみならず、作家の資料や、東京音楽学校に収められた楽器などの音楽資料、美術史研究に欠かせない近代美術教育資料など、多彩で魅力的なコレクションで形成されています。

 また、コレクションのなかでとりわけ大きな比重を占めているのが、「学生制作品」というジャンル。東京美術学校では、その開校当初から学生の作品を収集しており、 通常の課題として制作された平常制作、卒業や修了の際の優秀作品を買い上げた卒業制作・修了制作などがあります。なかでもよく知られるのは、油画 (西洋画科) の自画像で、 これらの収蔵品は、卒業生たちが後に巨匠へと育っていく上で、日本の近現代の美術史上でも欠かせない作品群となっています。

→後述しますが、東京藝術大学、多くの著名な卒業生を輩出しています。その中でも、狩野芳崖、横山大観、平山郁夫、黒田清輝、藤島武二、藤田嗣治といった作品群は質・量ともに充実しています。

〇東京藝術大学美術館収蔵品検索データベース:http://jmapps.ne.jp/geidai/

(参考)東京藝術大学 主な卒業生・出身者

・美術学部の卒業生・出身者一覧を掲載します。

日本画家

  • 大矢十四彦
  • 大山忠作
  • 加藤東一
  • 加山又造
  • 小泉淳作
  • 後藤仁
  • 佐藤圀夫
  • 下村観山(一期生)
  • 山田真巳
  • 杉山寧
  • 鈴木空如
  • 千住博
  • 高山辰雄
  • 田中一村
  • 田渕俊夫
  • 永倉江村人
  • 長谷川路可
  • 馬場良治
  • 稗田一穂
  • 東山魁夷
  • 水島爾保布
  • 菱田春草(一期生)
  • 平山郁夫
  • 松井冬子
  • 松田権六
  • 守屋多々志
  • 横山大観(一期生)
  • 安田靫彦
  • 山本丘人

洋画家

  • 青木繁
  • 赤木範陸
  • 相笠昌義
  • 井手宣通
  • 入江観
  • 大津英敏
  • 大西博
  • 岡鹿之助
  • 岡本太郎
  • 小川游
  • 荻須高徳
  • 金山平三
  • 絹谷幸二
  • 熊谷守一
  • 倉田白羊
  • 小磯良平
  • 小出楢重
  • 小松崎邦雄
  • 児島虎次郎
  • 齋藤芽生
  • 佐藤一郎
  • 佐伯祐三
  • 櫻井慶治
  • 杉全直
  • 杉山新樹
  • 高橋由一
  • 友沢こたお
  • 野田弘志
  • 藤田嗣治
  • 藤田吉香
  • 前田寛治
  • 正宗得三郎
  • 森本草介
  • 山口薫
  • 萬鉄五郎
  • 和田義彦
  • 辰野登恵子

版画家

  • 稲田年行
  • 牛玖健治
  • 駒井哲郎
  • 中林忠良
  • 野田哲也
  • 萩原英雄
  • 浜口陽三
  • 浜田知明
  • 柳澤紀子
  • 山本鼎

彫刻家

  • 朝倉文夫
  • 尾澤正毅
  • 保田龍門
  • 本山白雲 – 彫塑家、桂浜の坂本龍馬像・高知城の板垣退助・山内一豊騎馬像の作者
  • 板津邦夫
  • 伊藤隆道
  • 清水九兵衛
  • 清水南山 – 彫金家
  • 黄土水
  • 佐藤忠良
  • 澄川喜一
  • 高橋英吉
  • 高村光太郎
  • 舟越桂
  • 舟越保武
  • 武藤順九
  • 若林奮
  • 籔内佐斗司
  • 淀井敏夫
  • 加藤昭男
  • 黒川晃彦
  • 金子篤司
  • 大成哲
  • 吉水快聞
  • 安藤栄作

工芸作家

  • 大樋長左衛門
  • 板谷波山
  • 香取秀真
  • 髙橋節郎
  • 津田信夫
  • 六角紫水
  • 宮田亮平

デザイナー

  • 石井幹子 – 照明デザイナー
  • 川上元美 プロダクトデザイナー
  • 桜田秀美 – インダストリアルデザイナー、環境デザイナー
  • 佐藤晃一 – グラフィックデザイナー
  • 佐藤卓 – グラフィックデザイナー
  • 清水慶太 – インテリアデザイナー
  • 杉浦康平 – グラフィックデザイナー、ブックデザイナー
  • 杉浦非水 – グラフィックデザイナー、多摩美術大学初代学長
  • 永井一正 – グラフィックデザイナー
  • 福田繁雄 – グラフィックデザイナー
  • 松永真 – グラフィックデザイナー
  • 服部一成 – グラフィックデザイナー、アートディレクター
  • 仲條正義 – グラフィックデザイナー
  • タナカノリユキ – アートディレクター
  • 石岡瑛子 – グラフィックデザイナー、アートディレクター
  • 柳宗理 – プロダクトデザイナー
  • 前澤義雄 – 元カーデザイナー
  • 高取邦和 – インテリアデザイナー
  • 日下弘 – デザイナー、装丁家
  • 川上恵莉子 – アートディレクター
  • 山本吉男 – プロダクトデザイナー
  • 田中一雄 – インダストリアルデザイナー

建築家

  • 芦原太郎
  • 石上純也(大学院のみ) – 日本建築学会賞作品賞
  • 今和次郎
  • 乾久美子 – 新建築賞
  • 海老原一郎
  • 岡見健彦
  • 川村純一 – 日本建築学会賞業績賞
  • 北川原温 – 日本建築学会賞作品賞、JIA新人賞
  • 清家清 – 日本建築学会賞作品賞
  • 曽根幸一
  • 中川エリカ – 吉岡賞
  • 中田千彦 – 日本建築学会賞教育賞
  • 中村竜治(大学院のみ)
  • 中山英之 – 吉岡賞
  • 西澤徹夫 
  • 福島加津也(大学院のみ) – JIA新人賞
  • 堀越英嗣 – 日本建築学会賞業績賞
  • 松岡拓公雄 – 日本建築学会賞業績賞
  • 松原弘典 - 日本建築学会賞教育賞、JIAゴールデンキューブ賞
  • 峰岸隆(大学院のみ) – 第24回AIAレイノルズ賞受賞
  • 宮脇檀 – 日本建築学会賞作品賞
  • 元倉眞琴 – 日本建築学会賞作品賞
  • 柳澤孝彦 – 日本建築学会賞作品賞
  • 山口誠
  • 山本圭介
  • 山脇巌
  • 横内敏人
  • ヨコミゾマコト – 日本建築学会賞作品賞
  • 吉田五十八
  • 吉田桂二 – 日本建築学会賞作品賞
  • 吉村順三 – 日本建築学会賞作品賞
  • 吉松秀樹 – JIA新人賞
  • 六角鬼丈 – 日本建築学会賞作品賞

現代美術

  • 会田誠
  • 榎倉康二
  • 小沢剛
  • 尾形純
  • 加藤翼
  • 川俣正
  • 日下淳一
  • 小谷元彦
  • 境貴雄
  • 篠原有司男 – 中退
  • 鈴木朝潮
  • 曽谷朝絵
  • 高松次郎
  • 中西夏之
  • 中村政人
  • 平川滋子
  • 日比野克彦
  • 保科豊巳
  • 宮島達男
  • 村上隆 – Kaikai Kiki 主宰
  • Yassan – GPS絵画
  • 山口晃
  • 荒神明香

漫画家

  • 安倍吉俊
  • 一ノ関圭
  • 大久保亜夜子
  • 岡部冬彦
  • カサハラテツロー
  • 今日マチ子
  • 鈴木みそ
  • 鈴木祐斗
  • 林田球
  • 芝田優作
  • 後藤逸平
  • 矢萩貴子
  • 山科ティナ
  • 山口つばさ
  • 白浜鴎

諸分野

  • 青沼英二 – ゲームデザイナー、任天堂
  • あきやまただし – 絵本作家
  • 井坂健一郎 – 美術家、山梨大学准教授
  • 石川直樹 – 登山家、写真家
  • 伊勢谷友介 – 俳優
  • 市原えつこ(大学院のみ) – メディアアーティスト、妄想インベンター、妄想監督
  • 伊藤有壱 – アニメーション作家、映像研究科教授
  • 上田高弘 – 美術史家
  • 宇都宮徹壱 – 写真家・スポーツライター
  • 大崎映晋 – 水中写真家、水中考古学者、中退
  • 大村西崖 – 美術史家
  • 生頼範義 – イラストレーター、中退
  • オクダサトシ – コンドルズ
  • 小田部羊一 – アニメーター、任天堂開発アドバイザー
  • 鎌倉芳太郎 – 染織家、首里城再建に貢献
  • 北川フラム – アートディレクター
  • 木下直之 – 美術史家
  • 倉田精二 – 写真家
  • 黒瀬陽平 – 美術家、批評家
  • 香西隆男 – アニメーター
  • 小林トミ – 市民運動家、画家
  • 近藤啓太郎 – 小説家、芥川賞受賞
  • 酒井駒子 – 絵本作家
  • 坂崎千春 – 絵本作家、イラストレーター
  • 神野真吾 – キュレーター、美術教育研究者、千葉アートネットワーク・プロジェクト代表
  • 洲之内徹 – 作家、美術随筆家、画廊主
  • 高橋洋介 – キュレーター
  • 滝本誠 – 映画評論家
  • タナカノリユキ – アートディレクター
  • 田中弥生 – 文芸評論家
  • 田村吾郎 – アートディレクター、演出家
  • 勅使河原宏 – 華道家、映画監督
  • 冨澤有爲男 – 小説家、芥川賞受賞
  • 富田至誠 – 美術教師
  • 冨成忠夫 – 植物写真家、洋画家
  • 丹生谷貴志 – 文芸評論家
  • 橋爪節也 – 美術史家
  • 長谷川祐子 – キュレーター
  • ひこねのりお – イラストレーター
  • 藤枝晃雄 – 美術評論家</l
  • 藤原新也 – 写真家
  • 布施英利 – 批評家
  • 前田正博 – 陶芸家
  • 増岡弘 – 声優、中退
  • 増村紀一郎 – 漆芸家、人間国宝
  • 増山麗奈 – 画家、パフォーマー、作家、市民活動家、ジャーナリスト、映画監督、中退
  • 真瀬宏子 – 栃木県野木町長
  • マッド・アマノ – パロディスト
  • 松本筑峯 – 現代破体書道の第一人者
  • 村田朋泰 – 映像作家
  • 森田義之 – 美術史家
  • 森雅裕 – 推理作家、江戸川乱歩賞受賞
  • 森康二 – アニメーター
  • 箭内道彦 – コピーライター
  • 矢吹公郎 – アニメーション演出家
  • 山口泉 – 小説家
  • 山口はるみ – イラストレーター
  • 山本勉 – 美術史家
  • 横川寛人 – 映画監督
  • 米倉迪夫 – 美術史家
  • 若桑みどり – 美術史家
  • 和田加奈子 – 歌手

→いかがでしょうか。この一覧、某無料情報サイトの貼り付けなのですが、皆さんは何人くらいご存知でしたでしょうか?もしかすると、「え、この人も藝大出身」って驚かれた人もいるかもしれませんね。(このブログでも出てきた著名なアーティストもいらっしゃいました)

もちろんそこを卒業したら即著名という方程式は成り立ちませんが、さすが東京藝術大学、芸術分野を中心に数多くの卒業生・出身者を輩出しています。

ちなみにマウス個人的には途中諸分野で出てきた市原えつこ氏(メディアアーティスト、妄想インベンター、妄想監督として紹介…え、妄想監督…)、大学院は藝大ですが、同じ大学時代、一時期同じサークルに所属していました。(2学年下の後輩として一緒にデッサン合宿に行った記憶…)
…そんな感じで、各分野幅広く皆さんご活躍されていますね。

東京藝術大学美術館、JR上野駅、または鶯谷駅からすぐです。皆さんもぜひ足を運んでみて下さい。

(参考)東京藝術大学 年表

・1949年(昭和24年)5月31日 – 新制大学東京芸術大学が創立。東京美術学校、東京音楽学校を包括。
・1950年(昭和25年)4月 – 音楽学部に邦楽科を設置。
・1951年(昭和26年)4月 – 大学別科(音楽)を設置。
・1952年(昭和27年)3月 – 国立学校設置法の改正により、東京美術学校・東京音楽学校を廃止。
・1954年(昭和29年)4月 – 美術専攻科および音楽専攻科を設置、音楽学部附属音楽高等学校を東京都千代田区神田駿河台に設置。
・1963年(昭和38年)4月 – 大学院美術研究科、音楽研究科(修士課程)を設置。
・1965年(昭和40年) 4月 – 美術学部附属古美術研究施設を奈良市に設置。 7月 – 入試の一次学力試験に代わり能研テスト(知能検査)導入を決定。
・1970年(昭和45年)4月 – 芸術資料館を設置。
・1973年(昭和47年)4月 – 保健管理センターを設置。
・1975年(昭和50年)4月 – 美術学部工芸科を改組し、工芸科とデザイン科を設置、言語・音声トレーニングセンターを設置。
・1976年(昭和51年)5月 – 美術学部附属写真センターを設置。
・1977年(昭和52年)4月 – 大学院美術研究科、音楽研究科に博士後期課程を設置。
・1982年(昭和57年)8月 – 栃木県に那須高原研修施設を設置。
・1987年(昭和62年)3月 – 茨城県に取手校地取得、旧奏楽堂が上野恩賜公園内に復元完成。
・1988年(昭和63年)4月 – 留学生センターを大学の内部組織として設置。
・1991年(平成3年)10月 – 取手校地を開設。
・1994年(平成6年)10月 – 新奏楽堂の新営工事を開始。
・1995年(平成7年)4月 – 大学院美術研究科に、独立専攻として文化財保存学専攻を設置、音楽学部附属高等学校を上野校地に移転。
・1996年(平成8年)3月 – 千葉県松戸市に国際交流会館を設置。
・1997年(平成9年)4月 – 演奏芸術センターを設置。
・1998年(平成10年) 3月 – 新奏楽堂が完成。 4月 – 大学美術館を設置(芸術資料館の転換)。
・1999年(平成11年) 4月 – 美術学部の既設学科を改組し、先端芸術表現科を取手校地に設置。 7月 – 新奏楽堂内にパイプオルガンを設置。
・2000年(平成12年)4月 – 情報処理センター(芸術情報センター)を設置。
・2001年(平成13年)4月 – 副学長の設置、事務局・学生部事務一元化。
・2002年(平成14年)4月 – 取手校地に附属図書館取手分室を設置。音楽学部の既設学科を改組し、音楽環境創造科を取手校地に設置。
・2003年(平成15年)4月 – 大学院美術研究科(修士課程)に先端芸術表現専攻を設置。
・2004年(平成16年)4月 – 国立大学法人化され、国立大学法人東京芸術大学となる。音楽学部附属音楽高等学校が創立50周年を迎える。
・2005年(平成17年)4月 – 神奈川県に横浜校地を開設、大学院映像研究科(修士課程)映画専攻を設置。各キャンパスと関連施設等にIP電話を導入。
・2006年(平成18年) 4月 – 大学院映像研究科(修士課程)にメディア映像専攻を設置 、大学院音楽研究科(修士課程)音楽学専攻を改組し、音楽文化学専攻を設置。 9月 東京都足立区に千住校地を開設、大学院音楽研究科音楽文化学専攻の一部と音楽学部音楽環境創造科を千住校地に移転。
・2007年(平成19年)4月 – 創立120周年を迎える。大学院映像研究科に博士後期課程を設置。社会連携センターを設置。
・2008年(平成20年)4月 大学院音楽研究科(博士後期課程)音楽専攻内に音楽音響創造研究分野・芸術環境創造研究分野を設置。 音楽学研究領域を音楽文化学研究領域に改組。 大学院映像研究科にアニメーション専攻を設置
・2010年(平成22年)5月 – 社会連携センターを学内教育研究組織として整備。
・2014年(平成26年)9月 – スーパーグローバル大学創成支援事業に採択。
Ten 2016年(平成28年) 3月 – 音楽学部附属音楽高等学校がスーパーグローバルハイスクール (SGH) に採択。 4月 – 大学院国際芸術創造研究科(修士課程)アートプロデュース専攻を設置。
・2018年(平成30年) 4月 大学院国際芸術創造研究科に博士後期課程(アートプロデュース専攻)を設置。 10月 芸術作品の展示や教職員・学生・卒業生の作品販売を行う「藝大アートプラザ」を開業(小学館との協業)。 2019年度より学費の値上げを発表。
・2022年(令和4年)4月 – 未来創造継承センターを設置。

(マウス)

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