将来へ昔の文化や生活様式を遺すため、国内有数の肥前磁器コレクション 東京:戸栗美術館

東京都

 こんにちは。
 今日ご紹介の美術館、先日の渋谷区立松濤美術館Bunkamura ザ・ミュージアムがある松濤エリアに建つ美術館です。

 ところでこの松濤…今では高級住宅地として有名ですが、明治に入ってすぐの頃は茶畑が広がる田園地帯(要はかなりの田舎)だったようです。そして松濤の名前の由来、これはその地で栽培されていたお茶の名前からきているのはご存知でしょうか。

 今日の美術館コレクション、実はその茶畑を所有していたとある藩に縁がある美術館です。

 その藩とは今でも陶の産地として有名な佐賀藩:鍋島家で、当時このあたりに住居を構えていました。今でもこの松濤エリアに「鍋島松濤公園」という名前の公園が立地するのはその名残りです。
(なお鍋島家の住居になる以前は紀伊徳川家の下屋敷があった場所です。より詳しく知りたい方は史跡について書かれている玉木造さんのblogコチラを参照)

 そういった縁もあるとは思うのですが、今日の美術館、そんな松濤に建つ国内有数の肥前磁器(伊万里、鍋島など)のコレクションで有名な館です。それでは早速見ていきましょう。

このブログで紹介する美術館

戸栗美術館

・開館:1987年
・美術館外観(以下画像は美術館HP、都、観光協会HPより転載)

・場所:戸栗美術館 – Google マップ

将来へ昔の文化や生活様式を遺すため、国内有数の肥前磁器コレクション

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